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嫌な記憶を消したい… 日本の研究でPTSD治療に光明

© Fotolia / Рpeshkova嫌な記憶を消したい… 日本の研究でPTSD治療に光明
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日本の学者らが嫌な記憶をレーザーを使って消す方法を発見した。

ロシア学者、薬物依存症の処方薬を開発 - Sputnik 日本
ロシア学者、薬物依存症の処方薬を開発
心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは拭っても拭っても降りかかってくる心的トラウマを指す。富山大学はそうした嫌な記憶を消し去る方法を編み出した。
研究はまずマウスを対象に行なわれた。マウスらの関係は嫌な記憶に結びついたものではない。マウスには最初の嫌な記憶を生み出すためにサッカリンの溶液が用いられた。塩化物の注射によってマウスは嘔吐をもよおす。

その次に与えられた不快な記憶は音がなる度に電気ショックが与えられるというもの。このあと記憶を結びつけるためにマウスらにはサッカリンを投与される度に音を聞かせられた。この結果、マウスたちは飲んでいる最中に死んだように動きを止めるようになった。

絡んだ記憶を引き離すために研究者らが用いたのはレーザー。光遺伝学の技術を用いて、ニューロンの活性化と非活性化が図られた。その結果、絡み合っていたマウスの記憶は分離され、サッカリンをのみながら死んだように動かなくなることはなくなったが音に対する反応は残った。

研究者らはマウスの記憶を分ける能力とそれを操作する可能性は心的外傷後ストレス障害に苦しむ患者の治療に役立てることができると考えている。

先に、性科学者たちは、多くのカップルの関係を分析した結果、2070年までにロボットとのセックスが普通になるとの結論に達したと発表した。

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