米国防総省 イラク、シリア、アフガンでの数千件の空爆を発表せず

© AP Photo / Hussein Malla米国防総省 イラク、シリア、アフガンでの数千件の空爆を発表せず
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米国防総省は2001年からイラク、シリア、アフガニスタンで行ってきた数千件にも及ぶ空爆を公に発表しなかった。軍事関係のニュースサイト「ミリタリーニュース」が報じた。軍部によればこうした隠ぺいは一条茶飯事。

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「ミリタリーニュース」によれば2016年だけで米国はアフガニスタンで456回の空爆を行ったものの、アクセス可能なデーターベースにはこれは記載されていない。データーベースは米空軍が入力を行い、米議会、軍事アナリスト、米国の同盟国、研究者らは公式的なデーターとしてこれに基づいた判断を行う。これらの空爆はヘリコプター、無人機によって行われていた。

報道によれば、こうしたデーターベースは2001年10月、「テロとの闘争」が開始されてから完全なかたちでの入力が行われていない。

軍部の匿名の情報提供者は、米国は空爆を隠蔽しようとしたわけではないと語る。「空爆は以前も追跡されていた。追跡はいつも行われていた。ただ我々はたとえば(ヘリコプターの)『アパッチ』が行う空爆の回数はチェックしていない。」

ただし「ミリタリーニュース」の指摘では米軍はこうした「アパッチ」を過去15年間にわたって使用しており、特に「ダーイシュ(IS、イスラム国)」に対するテロ闘争で最も頻繁に用いられている。

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