日本人留学生行方不明事件 仏検察、追加証拠をチリ送付へ

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フランス留学中の筑波大3年、黒崎愛海さんが行方不明になっている事件で、チリ最高裁の判事がチリ人容疑者の身柄拘束を認めない決定を出したことを受け、フランス検察当局者は6日、追加の証拠書類をチリに送付し、重ねて拘束を要請することを明らかにした。地元メディアが伝えた。

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フランス当局が国際手配した元交際相手、ニコラス・セペダ・コントレラス容疑者について、当局者は滞在先を把握し、2カ月の出国禁止が命じられたと述べた。容疑者は「十分な額の保証金」を供託し、逃亡の恐れはないとされる。

3日のチリ最高裁判事の決定で拘束が認められなかった理由については「最終決定ではない」と指摘した上で「これまで送付した書面に加え、大量の証拠書類を翻訳し、来週にも追加送付する」と述べた。容疑者の拘束、引き渡しを求め、フランスで裁判を行う方針を変えていないと強調した。

一方、最終的にチリから引き渡しを受けられない場合、被告人不在のまま「欠席裁判」とする可能性もあるという。

先に伝えられたところによると、黒崎さんは昨年12月4日夜、セペダ容疑者と食事をして大学構内にある寮に一緒に帰った後、行方不明になった。地元警察は遺留品などの捜索を続けている。寮の非常口付近で血痕が見つかったと報じられたが、検察当局者は6日、DNA鑑定などに基づき、事件とは無関係と明らかにした。

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