世界中の銀行 見えないウイルスに戦々恐々

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2015年、ウイルス対策ソフトのカスペルスキー社は、彼らのコンピューターネットワークが身元不明のウイルスに汚染されていたことを明らかにした。ウイルスは、RAM(記憶装置)に潜み、6ヶ月間検出されない。

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その後専門家らは、この極めて高度な新型マルウェアDuqu 2.0は、イランの核プログラムの進展を遅らせるために米国あるいはイスラエルが作ったとされる産業用ウイルス、Stuxnetから生じた事を突き止めた。現在この「ファイルのない」ウイルスが、世界中に広がっている。

Duqu 2.0はすでに、少なくとも140の銀行やその他の企業のセキュリティを破った。カスペルスキー社は、こうした事態の進展に全く対処できていない。ハッカーらは、ATMを制御するコンピューターをターゲットに「銀行内の銀行からお金を引き出している」。

カスペルスキー社のコート・バウムガートナー氏によれば、マルウェアには、40カ国の金融機関のネットワークが感染している。

先に、全世界のネット通販の顧客が、金銭盗むために開発された、悪意のある新型ソフトフェアの被害にあっていると伝えられた。

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