いたずら電話　ウクライナ首相になりすましてマケイン議員に同氏の「コンプロマート（弱み）」が準備されていると語る

ヴォヴァンとレクサスの名で知られるロシアの２人組が、ジョン・マケイン米上院議員にいたずら電話をかけ、同氏の個人サーバーが不正侵入された可能性があると「警告」した。またマケイン氏があたかもロシアの情報機関のために働き、同氏がベトナム戦争中に情報機関に引き入れられたとする「コンプロマート（弱み）」が準備されていると警告した。テレビ局Lifeが報じた。

ヴォヴァンとレクサスの両氏は、ウクライナのグロイスマン首相になりすましてマケイン議員に電話した。マケイン氏はロシアのハッカーに気を付けることを約束し、情報提供に感謝したという。

またマケイン議員はいたずら電話で、対ロシア制裁を維持するためにあらゆることを行っているのを認めたという。さらにマケイン議員は、トランプ氏の大統領就任後、上院には困難な時代が訪れたと指摘した。

先に、ネット上に、米国のマキシン・ウォーターズ議員とみられる人物が、いたずら電話の相手と、ロシアが架空の国家リンポポの内政干渉をしていると話している電話の会話録音が投稿された。