北朝鮮　金正男氏暗殺事件の捜査段階に不服

朝鮮民主主義人民共和国はマレーシア警察が実施している金正男氏の検死を政治化されたものと非難。カン・チホリ駐マレーシア北朝鮮大使が声明を表した。

「事件から７日が経過したにもかかわらず、死因についての明確な情報は一切出されていない。我々はマレーシア警察の捜査を信頼することはできず、これを政治化されたものととらえている。」共同通信がカン大使の声明を引用して報じた。

大使はさらに、マレーシアと合同で捜査を行うことを支持しており、マレーシア治安維持機関に対して北朝鮮側の代表者に正男氏殺害容疑者の尋問を行わせるよう要請している。

現在、空港の監視カメラに撮影された女性２人を含めた４人の容疑者が逮捕されている。