展示会では、ダイアナ妃が愛用した衣装や、彼女の所謂「ファッションストーリー」が紹介される。チャールズ皇太子との婚約記念の写真撮影で着用したピンクのブラウス、1985年ホワイトハウスで行われた夕食会で米俳優ジョン・トラボルタ氏とダンスした際着用したベルベットのイブニングドレス、89年に香港を公式訪問した際着た米歌手エルビス・プレスリー氏の襟の立った白い衣装に似た「エルビス・ドレス」なども、思い出の25点が特別展示される。
ケンジントン宮殿に住む長男ウィリアム王子と次男ヘンリー王子も今回の企画に賛同、展示は約2年間続く。
現在宮殿に住むダイアナ妃の元デザイナー、ジャスパー・コンラン氏は「彼女とはいつも衣装が、どのようなメッセージを発するか議論した。彼女にとって衣装はまさに言葉だった」と述べている。