米政権は朝鮮民主主義人民共和国に対して軍事力を行使するか、もしくは同国の体制転換を行う可能性を除外していない。ウォールストリートジャーナル紙が報じた。
ウォールストリートジャーナル紙は米国の対北朝鮮戦略の見直し「プロセスに関わる」匿名の消息筋の発言を引用している。それによれば、米政権は先日、同盟国とともに軍事作戦の可能性について話し合いを持っている。
ウォールストリートジャーナル紙の報道によれば、2月中旬、安倍首相がワシントンを訪問した際に、トランプ政権の代表者らは北朝鮮に対しては「すべてのパターンが検討されている」という発言を数度にわたって繰り返していた。
消息筋は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルの発射実験を行う構えを表した場合、日本側にとってはこのパターンのなかに北朝鮮への軍事攻撃が含まれていることは明白だったと語っている。