ロシアのノヴァク・エネルギー相はロイター通信からのインタビューに、今年2017年、米国の産油量は石油価格の上昇を背景に日量40万から50万バレル増加する可能性があるとの見方を表した。
20カ国が今日、そろってグローバルな採掘過多を軽減するため産油量の制限を行っている一方で米国のメーカーは真っ向から逆の方向へ向かっている。この4ヶ月間で米国内の産油量は日量50万バレル増大。ブルームバーグが専門家らに行った調査では、こうした勢いで産油量が増え続けた場合、今年夏にはまたシェールブームが到来する恐れがあるとの見方がなされた。