フリン氏、米大統領選中、トルコ系企業から６千万円を　米メデイア

ＡＰ通信やニューヨーク・タイムズなどの米メディアによれば、米国の前大統領補佐官のフリン氏が、昨年の大統領選の期間中にトルコ政府と関係が近い企業からロビー活動の報酬として、５３万ドル（約６１００万円）を受け取っていた。

トランプ政権と外国政府の不透明な関係がさらに問題視される懸念がある。

ロビー活動は昨年８～１１月に行われた。企業はトルコのエルドアン大統領とつながりがあるトルコ系のビジネスマンが所有している。米メデイアが報じた。

米国の法律上で、政治家は外国の機関があれば、司法省に活動内容を登録する必要がある。フリン氏の弁護士は当初届け出ていなかったが、最近になり「潜在的な疑いを排除するため」として登録したという。

ホワイトハウスは、フリン氏の活動について、トランプ大統領は知らなかったと説明した。