2003年にバグダッドで起きた爆弾テロで死亡したデメロ国連事務総長特別代表をしのぶ式典で話した。国連など多国間組織への懐疑論が強まっていることにも触れ「私は国際主義者だ」と国連への支持を表明した。
ジョリー氏はトランプ米大統領には言及しなかったが、「他者への恐怖と憎しみをけしかける政治家が再び現れている」と指摘。米新政権が国連への関与を見直す方針を示していることを念頭に「私たちが国連を弱体化させた時に与える損害を見極めねばならない」と警告した。
ジョリー氏は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使を務めている。