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アルゼンチンの研究者が蛍光カエルを発見したのは南米に多い樹上性カエルの色素に関する他の研究中に偶然のこと。
研究者のカルロス・タボアダ氏によれば、「世界初の蛍光カエルの確認例」となったブチアマガエルの体色は「通常の光の下では黄みがかった茶色に赤い斑点という落ち着いた色彩だが、紫外線を当てると緑の蛍光色に変化した」。
ジュリアン・ファイボビッチ学者はこの発見について「陸生環境の中での蛍光に関する我々の知識を大きく変えるものだ。科学的・技術的に応用できる可能性のある新たな蛍光物質の発見だ」と述べ、「両生類の視覚コミュニケーションに関する新たな問いを生む発見だ」とも語った。