英メイ首相：嫌悪すべき卑劣なテロ攻撃

メイ首相は２２日夜、緊急治安委員会開催後に声明を出し、国会議事堂周辺での襲撃事件について「嫌悪すべき卑劣なテロ攻撃」と厳しく批判した。５段階で上から２番目である現在の英国のテロ警戒レベルは変えない方針を示した。

共同通信によれば、トランプ米大統領はメイ氏と電話会談し、弔意を表明、英政府への「完全な協力と支援」を約束。各国から連帯の声が相次いだ。

記者会見した警察幹部は単独犯による犯行との見方を示した。具体的な動機や背後関係は不明。死者の２人は国会近くのウェストミンスター橋で襲撃犯の車にひかれた。犯人は少なくともナイフを２本持っていた。