ソフトバンク、中国の配車サービス「Didi Chuxing」に60億ドルの出資を提案

© REUTERS / Thomas Peter/File Photoソフトバンク、中国の配車サービス「Didi Chuxing」に60億ドルの出資を提案
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ソフトバンクは、中国の配車サービス「Didi Chuxing」に60億ドルの出資を提案している。ブルームバーグ通信が、消息筋の話として報じた。

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資金はソフトバンクから直接、あるいは同社が新たに設立した「ソフトバンク・ビジョン・ ファンド」から送られる可能性があり、「Didi Chuxing」はソフトバンクの提案を検討しているという。

出資は、無人自動運転車の技術開発のために必要となるかもしれない。一方で、中国の規制当局が「Didi Chuxing」に圧力をかけているため、スタートアップの「Didi」がいつ新規に株式を証券取引所に上場するかは不明。

昨年、中国の配車サービス最大手の「Didi」はUberの中国事業を買収、現在、地域で優位な立場を占めている。なお「Didi」がソフトバンクの提案を受け入れた場合、これは中国のテクノロジー・スタートアップ史上最大の調達となり、Apple社のような既存株主の持ち株比率が低下することになる。

先に、日本の通信大手ソフトバンクグループは米国に500億ドル(約5兆7000億円)投資し、5万人の雇用を創出する方向だ。トランプ次期大統領が、孫正義社長との会見後に発表した。

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