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「ChinaFootball Fans Association of Team Dragon」の副会長リュウ・レイ氏はスプートニクのインタビューで、来年、中国人ファンたちのロシア・ツアーが企画されていると指摘し、「W杯がロシアで開催されるという事実は、中国のサッカーファンにとって非常に嬉しい出来事だ。それは地理的観点から見た場合もそうだ。南アフリカとブラジルで開かれた過去2回のW杯と比べた場合、ロシアははるかに近い」と語った。
なお今年2月、英BBCは「ロシアのフーリガン軍」と題したドキュメンタリー映像を放送した。専門家らは、この映像がロシア人ファンの評判を落とすと考えた。だがレイ氏は、サッカーのフーリガンのような現象はどこの国にもあるとの考えを示し、「中国人ファンが恐れたり心配することは恐らくないだろう。またロシアと中国の関係は非常に良いため、もしロシアに『サッカー・フーリガン』がいたとしても、彼らが中国人ファンを侮辱することはないだろう」と語った。
レイ氏はまた、予算が許容範囲であるならば、大勢の中国人ファンがW杯ロシア大会を訪れるだろうと指摘した。レイ氏によると、W杯の3ラウンドの観戦費用が2万から3万人民元の範囲に収まるならば、中国人の大部分のファンが大会を訪れることができるという。