巨大「仮想」皿の望遠鏡が完成

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「事象の地平線望遠鏡(Event Horizon Telescope:EHT)」プロジェクトは、地球規模の電波望遠鏡を用いて天の川銀河の中心に位置する、超大質量ブラックホールの観測するため準備をしている。米国国立科学財団が発表した。

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研究者らによると、ブラックホール「サジタリウスA*」の事象の地平線の観察は今週にも始まる。近い将来には、観察データが手に入るはずだ。

財団のフランツ・コルドバ氏は、「今週、天文学の新たな時代が開く。EHTの望遠鏡はわれアレの銀河の中心に位置する超大質量ブラックホールの初めての『写真』を手に入れる。チリのALMA望遠鏡のもとで、世界中の電波望遠鏡が機能し、物理学の基本法則を確かめる」と述べた。

望遠鏡の解像度はハッブル宇宙望遠鏡の感度の数千倍。ハッブル宇宙望遠鏡の1990年の発射は、現在に至るまで宇宙探査の歴史の中でターニングポイントの1つと考えられている。今回の望遠鏡によって得られるデータはあまりに多量なため、ハードディスクに保存し、飛行機で「物理的に」送り届ける必要がある。それは、インターネットなどを介するとあまりに多くの時間を要するためだ。

先の報道によると、米カリフォルニアにある地球外知的生命体探査(SETI)の上級研究員は向こう10年から12年で地球外知的生命体を発見できるとの見解を示した。

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