サイバー攻撃、150カ国で被害

© AFP 2023 / Kirill Kudryavtsevサイバー攻撃、150カ国で被害
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欧州警察機関のウェインライト長官は、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)「WannaCrypt 」の感染被害が世界150カ国で確認されたと発表した。

サイバー攻撃で最も被害を受けたのはロシア=カスペルスキー - Sputnik 日本
サイバー攻撃で最も被害を受けたのはロシア=カスペルスキー【写真】
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発表によると、被害件数は組織、個人、大企業含む企業など少なくとも20万件。

ウェインライト長官は英民放ITVのインタビューで、「前例がない」と述べた。デイリースターが報じた。

サイバー攻撃は12日から始まった。ウイルスはコンピューターのファイルにロックを掛け、解除のために金銭を要求する。被害が大きいロシアでは、携帯会社「メガフォン」、内務省、調査委員会などが感染。英国では国民保健サービス(NHS)が被害を受けた。

ウイルスは脆弱性が確認されたウィンドウズのオペレーティングシステムを更新していなかったコンピュータに感染した。「WannaCrypt 」の被害拡大を受けて、マイクロソフト社は、2014年にサポートを終了した「Windows XP」用のパッチを特別に公開した。

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