イエメン、１万人超コレラ感染　３０日間、１８０人死亡＝ＩＣＲＣ

赤十字国際委員会（ＩＣＲＣ）の発表によると、中東イエメンで２年間以上に連続している内戦状態でコレラ感染が拡充し、死亡者が４月２７日以降、少なくとも１８０人に上った。

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共同通信によると、イエメン全土では１万１千人の感染が疑われている。

同国で非常事態が宣言され、イエメンでは食料不足も深刻化しているため、政府は国際社会に支援を要請した。

イエメンでは２０１４年から武力紛争が続いており、シーア派系反政府勢力「アンサール・アッラー」のフーシ派およびサレハ前大統領を支持する軍の一部と、政府軍およびハディ大統領を支持する義勇軍が戦っている。政府は空及び地上からサウジアラビア主導のアラブ連合軍のサポートを受けている。