米国、初のICBM迎撃実験へ 北朝鮮ミサイル急速開発で

© AP Photo / Charlie Riedel米国、初のICBM迎撃実験へ 北朝鮮ミサイル急速開発で
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今月30日に初の核弾頭搭載型大陸間弾道ミサイル(ICBM)迎撃実験を太平洋上空で実施すると米国防総省は26日発表した。米政府は北朝鮮が米本土を狙ったICBMを急速に開発しているとみて警戒を強めており、ミサイル防衛(MD)体制の信頼性を向上する狙いがある。

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同省ミサイル防衛局の報道担当者によると、迎撃実験は太平洋のマーシャル諸島クエゼリン環礁から発射された模擬ミサイルを、西部カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から発射した地上配備型迎撃ミサイル(GBI)で迎撃するという。

共同通信によると、1999年以来、GBIを使ったミサイル迎撃実験は計17回実施し、成功したのは直近の2014年6月の実験を含めて9回しかない。

先の報道では、スチュワート米国防情報局長は23日の上院軍事委員会公聴会で、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射に危機感を示した。

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