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抗ガン治療 蛋白に着目で細胞増殖を鈍化する新メソッドが発見

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米国の生物学者らがガン腫瘍をたたくか、または急激にその増殖速度を遅らせる方法を見出した。鍵は、生きた細胞の分化プロセスを始動させるために必要な蛋白の働きを封じることにあった。サイエンス誌にその論文が発表された。

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ここ最近、ガン細胞の特性の研究結果を活かした抗がん剤の製薬では目覚しい成果があげられている。たとえば今年2月、モスクワ大学生物学部はガン細胞に入ろうとする酸素とグルコースを遮断する物質を発見している。この物質はDNAを損なってしまう従来の化学療法に比べてガン腫瘍の撲滅に遥かに大きな効果を発揮することがわかっている。

米ロチェスター大学レイヤード・エルバーバリ氏率いる研究グループはTSNの遺伝子と蛋白にその回答を見出した。TSNの遺伝子または蛋白そのものの分子の中和を損なうと、ガン細胞の増殖速度は著しく鈍化する。この手法を用いれば、抗ガン治療に大きな効果が得られる。

この前、アーモンド、ピーカン、クルミ、ヘーゼルナッツ、カシューナッツには大腸ガンの再発リスクを激減させる効果があると明らかになった。また、ビタミンCはガンに効くとサルフォード大学の学者らが発見した。

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