バングラデシュで「ベンジャミン・バトン」に似た「老人のような子供」が生まれる

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バングラデシュの首都ダッカの医科大学で、遺伝子の異常が原因とされる早老症のひとつ、ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群の男児が生まれた。男の子は、老人のような外見をしている。ロシアのマスコミが報じた。

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メディアは、この男の子のことをF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」に登場する老人の状態で生まれ年を追うごとに若返っていくベンジャミン・バトンにたとえた。

ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群は、早く老化が進む病気で、小児期に発症する。なお治療法は確立されていない。この珍しい病気はアテローム性動脈硬化症を引き起こし、心臓病を発症させる。平均寿命は13歳と言われている。一方、20歳まで生存した例も数件ある。

​先の報道によると、米国の研究チームは、人工子宮で羊の胎児を育てることに成功したと発表した

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