ザライスキイ正教フェスティバルで日本のブースが大人気!

© Sputnik / Sergey Shilovskikhフェスティバルの日本プログラムを用意したプロジェクト「聖ニコライ・ヤポンスキイの道・白樺から桜まで」の組織者達
フェスティバルの日本プログラムを用意したプロジェクト「聖ニコライ・ヤポンスキイの道・白樺から桜まで」の組織者達 - Sputnik 日本
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5月27・28両日、ザライスクの郊外30キロの地点に位置するロジノヴォ村で、今回8回目を数えるザライスキイ正教フェスティバルが催された。今年のテーマは、世界における生神女マリヤ崇拝の伝統についてだった。フェスティバルの枠内で、ロシアはもちろんギリシャ、セルビア、ジョージアそして日本などの正教の伝統と歴史が紹介された。

スプートニク日本

スプートニク記者の電話取材に対して、フェスティバルの主催者の一人で、旅行クラブ「コフチェーク(箱舟)」の代表、アレクサンドル・ペレヂェリイ氏は、次のように述べている-「フェスティバルの目的は、生神女マリヤが各国の正教徒の間でどのように敬われているかを語り、同時に正教諸国の文化や伝統を、料理を含めて紹介しする事です。」

日本の正教徒についてのプログラムは、子供と大人の二つのプログラムからなっていた。子供プログラムは、ザライスクの町の第三幼稚園「親指姫」が準備した。参加者はすべて手作りの浴衣を着た。それらは、すでに前回のフェスティバルで、インターネットを使って得た型紙により自分達で作ったものだ。先生達は、フェスティバルの際、日本の踊りを披露したばかりでなく、日本のカルタも自分達で作った。カルタには、正教と関連の深い主な場所が書かれていた。また日本の正教について紹介するブースは、折り紙作品や桜の枝で美しく飾られた。

一方、プロジェクト「聖ニコライ・ヤポンスキイの道・白樺から桜まで」の組織者達が用意した大人達のブースでは、日本における正教についての情報を得ることができ、1861年に日本に聖ニコライが持ち込んだスモレンスクの生神女マリヤのイコンを見ることができた。また日本の「お餅」や「アンパン」を試食することもできた。
これらは、メドヴェージェフ-シロフスキフ家の人達が心を込めて作ったものだった。

天気の方は雨勝ちで少し涼しかったが、フェスティバルには、およそ1千5百人がつめかけた。

先の報道によると、イタリアのバリにある教会から奇蹟者聖ニコライ(ミラの聖ニコラオ)の聖遺物が、930年ぶりに外に持ち出され、特別機でモスクワに届けられた

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