スプートニク日本
発射実験は圧力を強化しているトランプ米政権をけん制する狙いがあるとみられる。
ミサイルは29日午前5時40分に発射され、日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した。韓国軍合同参謀本部によると、ミサイルが北朝鮮東部の日本海側にある元山付近から東方の日本海へ発射された。日本の菅義偉官房長官は記者会見で「度重なる挑発行為を断じて許さない。北朝鮮に対し厳重抗議し、最も強い表現で非難した」と発表した。
先の報道によると、日本は、国連安全保障理事会による北朝鮮に対する新たな制裁採択を求める計画。そのためにロシアと中国の支持を取り付けることに期待しているが、露中は米国とは異なり対話の実施が優先だと考えているため、日本は北朝鮮に対する独自制裁の検討に入ったという。