プーチン大統領、スノーデン氏の行動には賛成できない

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プーチン大統領は、オリバー・ストーン監督のインタビューで、米国家安全保障局(NSA)の元職員エドワード・スノーデン氏について、彼を裏切者だとは思っていないが、スノーデン氏が行ったことには賛成できないと述べた。プーチン大統領へのインタビューの一部が、Newsweekのサイトに掲載された。

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オリバー・ストーン監督、米国人に新たな世界観をもたらすプーチン大統領の映画を撮影 - Sputnik 日本
オリバー・ストーン監督、米国人に新たな世界観をもたらすプーチン大統領の映画を撮影
プーチン大統領は「スノーデン氏は裏切者ではない。彼は自国の利益を売り渡さなかった… 彼がしていることすべてを、彼は公に行っている」と述べた。
また同時にプーチン大統領は、スノーデン氏の行動には賛成できないと指摘した。

大統領はインタビューで「それをする必要はなかった。もし彼が招かれたその仕事で何か気に入らないことがあるならば、ただ辞めればよかった。それで終わる」と語った。

さらにプーチン大統領は「しかし彼はさらに先へ進んだ。これは彼の自由だ。しかしもし、これが正しいか否かと尋ねられたならば、私の答えはノーだ」と述べた。

スノーデン氏は2013年6月、ワシントンポスト紙、ガーディアン紙に対して米国、英国の特務機関のインターネットでの追跡プログラムに関する一連の資料を手渡した。スノーデン氏はその後、香港へ飛び、そこからモスクワへ移動すると国際空港のトランジットゾーンにしばらくの間滞在していた。

その後、ロシアはスノーデン氏に米国に反対する活動を停止することを条件に1年を期限とする一事的な亡命を許可した。2014年8月1日、スノーデン氏には3年の期限で居住許可が下り、これによってロシア国内のみならず外国への移動も可能となった。

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