ビンラディンの書簡がイランを「ダーイシュ(IS)」のテロから救った

© AFP 2023 / Jewel Samadウサマ・ビンラディン(アーカイブ)
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テロ組織「アルカイダ」のリーダーだった故・ウサマ・ビンラディン容疑者のパキスタンにあった隠れ家でみつかった書簡には、イランをジハード主義者の攻撃から何年間も守ることとなった合意の指示が含まれている。タイムズ紙が報じた。

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タイムズ紙によると、ビンラディン容疑者は2007年、「イランと戦う必要性はない。イランは資金、人々、伝達、また人質のための我々の主要なパイプラインだ」と書いた。

書簡は、「ダーイシュ(IS、イスラム子国)」の前進イラクの「アルカイダ」支部のリーダーに宛てられたものだった。

同支部の指導者アブー・ムスアブ・アッ=ザルカーウィーは、「アルカイダ」とイラクの協力の規模を理解した。記事の執筆者フィリップ・キャサリン氏は、このように説明している。

記事では、「2007年にイラクのスンニ派のジハード主義者らが、イランにとって直接的な脅威となった。ビンラディンの警告には注意が払われたが、シーア派への憎悪は主要な原則として残った」と述べられている。

またキャサリン氏は最近テヘランで起こったテロについて、「今、世界の主要なシーア派勢力を攻撃しないという義務は、終わった」と指摘し、「これは、初めて成功したイランに対する『ダーイシュ』による攻撃の可能性があるが、初の試みではない。失敗した試みは何度もあった」と強調している。

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