米特別検察官、トランプ大統領に関する捜査開始

いわゆる「ロシアゲート」を捜査しているモラ-特別検察官は１４日、トランプ大統領が連邦捜査局（ＦＢＩ）の捜査をやめさせようとして司法妨害を図った疑いについて、情報当局の高官から事情聴取するなど捜査を始めたと明らかにした。米紙ワシントン・ポスト電子版の報道を基に共同通信が報じた。

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司法妨害に関する捜査は、ＦＢＩ長官だったコミー氏がトランプ氏に解任された数日後に開始。モラー氏が特別検察官に同月１７日に任命後、捜査を引き継いだという。

コミー氏は６月８日の議会証言で、トランプ氏から側近のフリン前大統領補佐官への捜査をやめるよう「指示された」との認識を示したが、トランプ氏はコミー氏に捜査をやめるよう言っていないと全面否定。共同通信が報じた。