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98ページに上る文書にはトランプ氏が1月20日の大統領就任式までに幹部職員の座を退いた565社が列挙されている。この内容はトランプ氏が公開を拒否した連邦税申告書とは異なると報じられている。
CNNによれば、申告書ではわずか1度のゴルフクラブの費用が2億8800万ドル、2016年9月にワシントンにオープンしたホテルによる収入が1970万ドル、フロリダ州のリゾート「マー・ア・ラゴ 」による収入が3720万ドルと計上されているほか、トランプ氏の著書の執筆費は700万ドル、米国映画俳優組合からの年金が8万4千ドルとなっている。
この前、米国のコンウェイ大統領顧問は、トランプ大統領には確定申告書を公表するつもりがないことを明らかにしていた。大統領顧問は「国民は大統領選挙中、関心を払わなかった。彼らは、トランプ大統領時に自身の確定申告書がどうなるかに、より関心を持っている」と述べていた。
一方、米ABCニュースとワシントンポストが行った世論調査によると、共和党支持者49%を含む74%の回答者は確定申告書のデータが公開されることを望んでいると明らかになった。