ウィキリークス、CIAのサイバースパイ文書を新たに公開

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内部告発サイト「ウィキリークス」は、CIAの諜報活動を明かす機密文書「Vault 7」の新たなデータを公開した。

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サイバー諜報活動道具に関する先のシリーズ「チェリー・ブロッサム」(CherryBlossom)が公開されたのは6月15日。

今回公開されたのは、CIAが「残忍カンガルー」(Brutal Kangaroo)と名付けたプログラム。プログラムは、直接のアクセス権を持たずとも組織のクローズドコンピュータネットワークに侵入できる。プログラムはネットに接続されているコンピュータに感染して、マルウェア「Brutal Kangaroo」をインストールする。感染したコンピュータにUSB機器が差し込まれると、別のマルウェアが自動的にインストールされる。そのマルウェアは、以降USB機器が差し込まれる全てのコンピュータに送られる。

ウィキリークスがCIAの機密文書を初めて公開したのは3月。CIA最大の流出となった。流出したのは、米バージニア州のCIA本部に拠点を構えるサイバー諜報センターの、外部と接続されていない内部ネットワークに保管されていた8700件以上の文書やファイルだ。

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