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ラブドールやセックスロボットの是非をめぐり熱論

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ラブドールやセックスロボットのプラス面とマイナス面について今、熱論が交わされている。この分野が信じがたいテンポで成長しているためだ。セックスロボットの使用は、日韓などアジアの一部や欧州での、代替的な売春となっている。この問題を研究する英シェフィールド大学のノエル・シャーキー教授は、「性的ヒーリング」のためのロボットの使用を調べて、つぎの結論に至った。

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英紙ミラーが報じるところ、セックスロボットは「心に問題を抱えている人や、体に障害をかかえる人、年の割に元気な年金生活者にとってさえ、治療的で有益なサービスを提供出来る可能性がある」という。

シャーキー教授は、素直で文句を言わないロボットは他者を性欲充足の道具として扱うこと、虐待、強姦、幼児性愛を促進する可能性があるとしたうえで、「人よりも、ロボットを強姦する方がいいという人もいるが、強姦を促進する可能性があると見るものもいる」と述べた。

さらに、性的誘惑に抵抗するようプログラミングされたロボットは事実上、強姦の犠牲者だとの見解を示した。

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さらに、子供型のラブドールがすでに作られており、幼児性愛者により、日本から輸入されているとシャーキー教授は明かした。また、同紙によると、日本のメーカー「Trottla」は、子供型のラブドールを作っている。

なお、ロシアでは「Trottla」社製の人形は通信・情報技術・マスコミ監督庁ROSKOMNADZORによって禁止されている。

先に伝えられたところによると、英サルフォード大学で世界初、ロボットとのセックスに関する会議「技術との近接選択または強制」が開催された。科学者たちは人工知能と人間の恋愛さらには結婚の可能性を討議した。

英タブロイド紙デイリー・ミラーによれば、科学界ではよくあることだが、恋愛やセックスのような感情的で繊細な領域の現代的な技術についての意見は割かれている。スプートニクの取材でも専門家同士の異なる意見が表明された。

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