ドイツ 豚肉消費量が激減 原因はイスラム教徒とヴィーガニズム

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ドイツで最も多く消費される食肉は相変わらず豚肉だが、それでも豚肉の消費は2005年以来の最低レベルに落ちた。ブルームバーグが「農業市場情報(AMI)」の発表を引用して報じた。

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AMIによればこの需要の落ち込みは消費者の嗜好の変化に関係している。報告書は消費者がよりヘルシーな食べ物を買うようになったこと、ベジタリアンの数が増えていること、宗教上の規則から豚肉を食さない移民、難民の数が増えていることがその原因だろうと考察している。

2016年、ドイツの豚肉消費レベルは年間一人当たり36.2キロにまで落ち込んだ。2011年この数値は40.1キロだった。

ドイツのレストランではベジタリアンメニューがあるところがますます増えている。この変化に生産者らも対応しており、食肉コンビナート「 ユーゲンワルダー・ミューエレ・カール・ミュラー 」社は肉の売り上げを5%カットしてベジタリアン用のソーセージや生ハムの販売を開始した。

様々な評価ではドイツにおけるイスラム教徒の人口は400万人から500万人。独外務省は2017年中にシリア、イラクからは20万人から30万人の難民がドイツへと流入する恐れがあると発表している。

先に伝えられたところでは、ハーバード・メディカルスクールの研究者らは赤肉が人間にもたらす危険性について明らかにした。

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