イラン、新型ロケット試射成功　「弾道ミサイル開発の継続だ」と米反発　【動画】

イランは２７日、人工衛星を軌道に乗せることができる国産ロケットの試射に成功した。イラン・メディアが伝えた。共同通信が報じた。宇宙開発目的と主張しているが、弾道ミサイルへの技術転用の懸念もあり、米政権は「国連安全保障理事会決議違反」などとイランに反発している。

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ロケットの名称は「シモルグ」。最大２５０キロの衛星を積載し、高度５００キロに達する能力があるという。

Iran has successfully launched its domestically-manufactured Simorgh carrier.https://t.co/pRunC1I9FPpic.twitter.com/km4M8oYEYS

— RIM Post (@RIM_Post) 27 июля 2017 г.

米国務省のナウアート報道官は２７日の定例記者会見で「米国はこれを弾道ミサイル開発の継続とみており、安保理決議違反でイラン核合意の精神にも反している」と強く非難した。

米国は、イランのミサイルプログラムと地域での「敵対行為」に関連し、新たな対イラン制裁を発動したばかり。

先に、米上院本会議は２７日、ロシア、イランと朝鮮民主主義人民共和国に対する制裁強化法案を圧倒的多数で可決した。