系外衛星 初めて発見か【動画】

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系外衛星の絵 - Sputnik 日本
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米コロンビア大学の研究グループが、系外衛星(太陽系の外にある恒星を周回する惑星の衛星)とみられる天体を初めて発見した。関係する研究がプレプリントサーバ「アーカイヴ(arXiv.org)」に発表された。英科学雑誌「ニュー・サイエンティスト」が伝えた。

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今回発見されたとみられる系外衛星は、「ケプラー1625b」と呼ばれる系外惑星(太陽系の外にある恒星を周回する惑星)を周回している。この惑星系の主星である恒星「ケプラー1625」は地球から約4千光年離れたところにある。

惑星「ケプラー1625b」は木星の約半分の質量を持ち、主星の周りを287日以上かけて公転している。研究者によると、今回見つかったとみられるその衛星は大きさが海王星とほぼ同じで、惑星の半径の20倍離れた軌道を周回している。

系外衛星とみられるこの天体は、ケプラー宇宙望遠鏡による観測から得られたデータを分析する中で発見された。観測の誤差は0.006%とみられている。このデータの確認を2017年10月にハッブル宇宙望遠鏡を使って行うことが予定されている。

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