2016年12月、任期終了を控えたオバマ前大統領は米国にいたロシア人外交官35人を追放し、2軒の大使館の別荘を封鎖した。
これを受けてプーチン大統領は「我々はドナルドオ・トランプ大統領府の行う政策に合わせ、関係を構築する」と述べ、これによりロシアがなぜオバマ側のこうした動きに反応をしめさないかを説明した。
ところが2017年7月、米議会はロシアに対する新たな制裁を承認。ロシアはこれに対して米国人外交官の国外追放と大使館の別荘の封鎖で答えた。
「メドゥーザ」は残念ながら結果としては堂々巡りになったと指摘している。