普天間飛行場の約4ヘクタール返還

© AP Photo / Junji Kurokawa普天間飛行場の約4ヘクタール返還
普天間飛行場の約4ヘクタール返還 - Sputnik 日本
サイン
31日、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の一部約4ヘクタールが、先行返還された。返還されたのは普天間飛行場の東沿い約2キロの細長い区域で、全481ヘクタールのうちの約0・8%。共同通信が報じた。

スプートニク日本

日米首脳が電話会談 北朝鮮への圧力強化協議「トランプ氏のコミットメントを評価する」 - Sputnik 日本
日米首脳が電話会談 北朝鮮への圧力強化協議「トランプ氏のコミットメントを高く評価」
共同通信によると、日米両政府は1996年に移設実現を条件に、普天間飛行場の全面返還で合意。菅官房長官と当時のケネディ駐日米大使が15年12月、17年度中の約4ヘクタール先行返還を発表した。

宜野湾市は返還区域を市道として整備し、防衛省沖縄防衛局は、約2年間で土壌汚染の状況や廃棄物の調査、除去を行うという。

31日、菅官房長官は記者会見で、返還に伴い市道が整備される点に触れ「長年の要望だった。地域の生活環境が大きく改善される」と強調し、普天間の全面返還に向け「国と沖縄県が(高裁支部での)和解の趣旨に従い、互いに努力することが大事だ」と述べ、辺野古移設を進める考えを重ねて示した。

なお県幹部は、先行返還について一定の評価をする一方、「全体のごく一部にすぎず、全面返還と早期の運用停止が喫緊の課題だ。負担増加につながる辺野古移設は絶対に認められない」と話した。共同通信が報じた。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала