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ホワイトハウス報道官は、近日中にもホワイトハウスは相応の声明を公に表すと語った。
米上院は7月末、ロシア、イラン、朝鮮民主主義人民共和国に対する制裁法案を承認。これより前、米下院は同法案を賛成419、反対3という圧倒的大多数で通過させていた。法案は特に、深海、北極圏大陸棚の関係者を修正し、採掘の困難な石油ガスのプロジェクトへの設備、技術供与を禁止している。
露大統領府はこの法案を極めて否定的に評価する一方で、欧州の専門家らは米国が新制裁の力を借りて、経済利益を引き出そうとしていると指摘した。
米国による新しい対ロシア制裁は、米国大統領選挙をロシアが妨害したからだとされているが、ロシアはこれを否定している。これに対する返答としてロシアは、775人の米国人外交官をロシアから追放すると発表。この追放規模は歴史上最大規模になると見られている。冷戦のときでさえ、このようなことはなかった。