なぜ米国は、対北朝鮮戦争を始めないのか?

マイアミ大学政治学部教授の ジューン・トーフル・ドレイヤー氏は、通信社「スプートニク」のインタビューで、北朝鮮による最近の実験や脅威があるにもかかわらず、米国が北朝鮮に対する軍事行動を開始しない理由について語った。

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ドレイヤー氏は、米軍の兵力は北朝鮮との戦争がなくとも「その能力の限界で行動している」のが事実であり、これが重要な役割を果たしているとの見方を示している。同氏は特に、アフガニスタンと中東での兵士削減は、そこに壊滅的な結果をもたらすだろうと指摘した。

またドレイヤー氏は、北朝鮮に対する軍事行動を開始する決定を下すためには、資金の問題も考慮する必要があると考えている。同氏は、米国を襲ったハリケーン「ハービー」による被害を処理するために、多額の資金を拠出しなければならないと指摘した。

さらにドレイヤー氏は、米国を侵略国家と認識する可能性のある他の国々の反応も、米国が対北朝鮮戦争を始めない理由の一つだとの見方を示している。

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ドレイヤー氏は、加えて北朝鮮問題に関する中国の立場も完全には明らかではないと指摘し、「私たちは中国が北朝鮮を守るためにどのような行動に出るかということに確信を持てない」と語った。

北朝鮮は3日、大陸間弾道ミサイル用の水爆弾頭実験が成功したと発表した。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が自ら実験実施の命令に署名した。

朝鮮半島情勢は、北朝鮮と米国の両首脳の激しい言葉の応酬によって過熱している。北朝鮮は、米アンダーセン空軍基地やアプラ海軍基地があるグアムに向けて弾道ミサイルを発射すると発表した。一方のトランプ米大統領は、北朝鮮の金委員長が「グアムに何かしようものなら、前代未聞の事件が北朝鮮を襲うだろう」と請け負っている。

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