スペイン中央政府、カタルーニャ独立住民投票に反発　「非常事態」導入【写真】

スペイン中央政府は、同国からの独立の是非を問う住民投票を控えたカタルーニャ自治州に投票実施阻止のための措置として「事実上の非常事態」を導入した。ＡＦＰ通信が伝えた。

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さらに、スペイン警察は２０日、住民投票の準備に対する断固たる対応として州政府当局者ら13人を拘束した。これに応じて、州都バルセロナでは抗議行動が起きた。スペインのマリアノ・ラホイ首相は住民に平静を呼び掛けている。

#Barcelona protest against Spanish repression towards a democratic referendum.
We Want to Vote. That's all. pic.twitter.com/Iu4KNccg8K

— Help Catalonia (@CataloniaHelp2) 20 сентября 2017 г.

ＡＦＰ通信によると、住民投票をめぐっては裁判所が憲法違反であるとの判断を示しているにもかかわらず、カタルーニャ州の指導者らは実施の準備を進めており、緊張が高まっている。

Important support of #Catalonia firemen @ANC_Bombers against Spain #CoupdEtat. #Referendum #independence #1oct We will vote pic.twitter.com/kJnvaawWnh

— David d'Enterria *X (@denterd) 20 сентября 2017 г.

スペイン東部カタルーニャ自治州の議会は６日、独立を問う住民投票実施のための法案を賛成多数で可決した。同日、プチデモン州首相は投票実施予定日を１０月１日に設定した。一方、マドリードの中央政府はカタルーニャの独立の阻止を目指し、投票の正当性を問うため憲法裁に提訴した。