カタルーニャ、スペインにとどまらないのは愚か＝トランプ氏

トランプ米大統領は２６日、スペインのラホイ首相とホワイトハウスで会談し、スペイン北東部カタルーニャ自治州がスペインから離脱するための１０月１日に実施する方針の住民投票に反対すると強調した。

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トランプ氏は会談後の共同記者会見で「スペインは偉大な国だ。統一が保たれるべきだ」と表明。

「カタルーニャの人々はスペインにとどまるだろう。とどまらないのは愚かだ」と述べた。

ラホイ氏は、住民投票はスペイン国内に「分断や緊張を生んでいる」と非難した。共同通信が伝えた。

スペイン東部カタルーニャ自治州の議会は６日、独立を問う住民投票実施のための法案を賛成多数で可決した。同日、プチデモン州首相は投票実施予定日を１０月１日に設定した。一方、マドリードの中央政府はカタルーニャの独立の阻止を目指し、投票の正当性を問うため憲法裁に提訴した。