トランプ氏　安倍首相に祝意

安倍首相は２３日、トランプ米大統領と電話会談を行った。衆院選で自民党が勝利し首相が政権を引き続き担う見通しとなったことを踏まえ、トランプ氏が祝意を伝達。日米、日米韓で引き続き緊密に連携し朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）への圧力を高めていく方針を確認した。共同通信が伝えた。

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電話会談は米側の申し入れで実現した。トランプ氏は「大勝利おめでとう。強いリーダーが国民から強い支持を得たことは非常に重要なことだ」と伝えた。首相は「選挙戦では、圧力をかけて北朝鮮に政策を変更させなければならないことを全ての演説で訴えた」と説明。「北朝鮮問題などについて来日時に大統領とじっくり話し合いたい。拉致被害者の家族に会っていただくことに大変感謝している」と述べた。

２２日に投票が行われた衆議院選挙は開票作業が進み、これまでの開票で自民党は２８１議席、公明党は２９議席で計３１０議席。与党で定数の３分の２（３１０）を確保した。立憲民主党は５４議席を固め、野党第１党となった。希望の党は５０前後で公示前の５７議席を下回る。