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英国 国連規約文書の用語「妊婦」を変更するよう要請 トランスジェンダーへの配慮
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英外務省は国連に対し、「市民的及び政治的権利に関する国際規約(ICCPR)」の文書中にある「妊娠中の女性、妊婦」という用語を「妊娠中の人」という表現に書き換えるよう要請した。トランスジェンダーの権利を侵害しないための配慮だという。英紙サンデー・タイムズが報じた。 2017年10月23日, Sputnik 日本
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社会, 英国, 国連
英国 国連規約文書の用語「妊婦」を変更するよう要請 トランスジェンダーへの配慮
2017年10月23日, 19:59 (更新: 2017年10月23日, 23:00) 英外務省は国連に対し、「市民的及び政治的権利に関する国際規約(ICCPR)」の文書中にある「妊娠中の女性、妊婦」という用語を「妊娠中の人」という表現に書き換えるよう要請した。トランスジェンダーの権利を侵害しないための配慮だという。英紙サンデー・タイムズが報じた。
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1976年に英国も批准したICCPRでは、妊娠中の女性に対しては死刑が執行されないことが保証されている。しかし英国政府は、この「妊娠中の女性」には「妊娠が可能なトランスジェンダー」は含まれないと主張する。
サンデー・タイムズ紙によると、英国のトランスジェンダーで女性生殖機能を維持し妊娠に成功した例として報告されているのは、現時点では僅か2件だという。
英外務省報道官は「英国は『妊婦』という用語を用いることに反対している。我々は妊娠中の女性の生命権を断固として支持する一方で、妊娠中のトランスジェンダーからも生命権を奪わないよう、国連人権委員会に要請を行なった」と説明した。