襲撃されたモスクワのラジオ局キャスター 集中治療室に

© Sputnik / Press Service of the radio station "Echo of Moscow" / メディアバンクへ移行タチヤナ・フェリゲンガウエル氏
タチヤナ・フェリゲンガウエル氏 - Sputnik 日本
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モスクワのラジオ局「モスクワのこだま」に男が押し入り、キャスターの喉をナイフで切りつけた事件で、モスクワのスクリファソフスキー救急病院のセルゲイ・ペトリコフイ医師が通信社スプートニクに伝えたところによると、キャスターのタチヤナ・フェリゲンガウエル氏は重症だが、状態は安定している。

スプートニク日本

またペトリコフイ医師は、フェリゲンガウエル氏は23日に行われた手術の後すぐに意識を回復した。現在、人工呼吸器は外されたが、集中治療室におり、1時間毎にモニタリングされているという。

24日、「モスクワのこだま」の記者でキャスターも務めるタチヤナ・フェリゲンガウエル氏が男に襲撃され、ナイフで喉を切りつけられた。男は拘束され、フェリゲンガウエル氏は病院に搬送されて手術を受けた。

襲撃した男はロシア国籍とイスラエル国籍を持つボリス・グリツ(48)容疑者で、2003年にイスラエルへ行き、1カ月前にロシアへ帰国したばかりで、モスクワの知人宅に住んでいた。

容疑者は犯行の動機について、「テレパシー・コンタクト」でフェリゲンガウエル氏に2か月間つけまわされたと語っているという。容疑者が精神鑑定を受けたあと、捜査当局が裁判所に逮捕を請求する予定。

グリツ容疑者が建物内部に侵入する様子を監視カメラが捉えていた。

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