クリル諸島に最新鋭の海軍基地建設へ

ロシア上院（連邦会議）防衛・安全保障委員会のクリンツェビチ第１副委員長は、近い将来クリル諸島（千島列島）で第１等級（排水量１万トン以上）を含めたあらゆる艦艇が停泊できる海軍基地の建設作業が始まることを明らかにした。

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クリンツェビチ氏によると、基地の建設作業は近く開始されることになっており、「すべては計画通り厳格に、突貫作業なく進められている」。

また同氏によると、クリル諸島では海軍基地の建設にあわせ、空港網も再建されるという。

ロシアのショイグ国防相は２月、今年２０１７年クリルに師団が配備されると発表した。その後ショイグ国防相は日本訪問中に師団について、過去６年間に創設されたものであり、どこかの国に対して向けられたものではなく、ロシア連邦の領土を守ることのみを目的としていると指摘した。

なお日本側はロシア師団の配備を非難した。