スプートニク日本
これに先立ちスペインのメディアは、プチデモン州首相が州議会の早期解散と12月20日の選挙について声明を出す可能性があると報じていた。
当初は地元時間13字30分(日本時間19字30分)を予定していたが、その後1時間延期した。しかし結局、カタルーニャ州政府は、演説が中止になったと発表した。
プチデモン州政府が今日にもカタルーニャ州議会で演説する可能性は除外されない。会議は17時に始まる。
スペイン政府は21日、緊急閣僚会議を開き、カタルーニャ危機解決のため憲法155条の適用を決定した。自治権の一部停止、プチデモン州首相など州政府幹部の解任のほか、6ヶ月以内に州議会を早期解散する措置を提案。選挙までカタルーニャ州政府の機能は中央政府が担うという。27日のスペイン上院の本会議でこの措置が可決されれば実行される。
プチデモン州首相はこの決定をカタルーニャへの「侮辱」であり民主主義への攻撃だと呼んで、26日に州議会を招集して対応を決めると述べた。