ウォーキングが気分に与える影響が実証される

© Sputnik / Grigoriy Sisoev / メディアバンクへ移行ウォーキングが気分に与える影響が実証される
ウォーキングが気分に与える影響が実証される - Sputnik 日本
サイン
米国の研究チームが、数分間普通に歩くことで、散歩場所や散歩相手、期待される効果にかかわらず気分が良くなる可能性があると証明した。

スプートニク日本

心理学者によると、気分の高まりは、食料探しや他のインセンティブを探すために移動するという進化の過程に関連した肉体的な運動により起きる。英紙デイリー・メールが報じた。

研究チームが3つの研究を行い、研究の本当の目的を知らされずにもうすぐ大学を卒業する数百人が参加した。

地下鉄 - Sputnik 日本
英研究者 電車やバスで高齢者に席を譲らないよう呼びかけ
第1グループはキャンプス建物を巡る12分のウォーキング・ツアーを実施。

第2グループは自分たちで散歩をした。実験の参加者はすべて、気分向上を報告した。しかも、ツアー後にエッセーを書くよう指示されたことも、気分に影響しなかった。

第3グループは10分間講義室に集まり、同様のウォーキング・ツアーの動画を10分間見せられた。その間、座る生徒と立つ生徒、トレッドミルで走る生徒に分けられた。その結果、走る生徒は座ったり立っていた生徒よりも良い気分を報告した。

論文の執筆者の1人は「人々は、ソファから立ち上がり、散歩に向かうことで気分が良くなるとは考えない。まず彼らは散歩を阻むものを考え、気分向上については考えないからだ」と述べた。

健康関連ニュースはこちら

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала