金正男氏殺害　マレーシアが事件に関与した疑いのある４人の名前を公表

マレーシア警察は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで殺害された事件で、事件に関与した疑いのある４人の人物の名前を公表した。Malaysian Insightが伝えた。

スプートニク日本

Malaysian Insightによると、「ハナモリ」と名乗っていたリ・ジェナム（５７）、「チャン」と名乗っていたホン・ハンソク（３４）、そしてリ・ジヒョン（３３）とオ・ジョンギル（５７）の４人が事件の数週間前に別々にマレーシアに到着した。

４人は１月３１日から２月７日までの間にそれぞれマレーシアに到着したという。

２月１３日、マレーシアのクアラルンプール空港で「キム・チョル」名義のパスポートを保持していた北朝鮮国籍の男性が死亡した。

警察は男性の皮膚から化学兵器禁止条約で禁止されている神経麻痺物質VXの痕跡を発見した。

韓国は当初から死亡した男性は金正男氏だと主張しており、その後、鑑定によって金正男氏であることが確認された。米国は金正男氏について、北朝鮮当局によって殺害されたとの見方を示した。