スペイン首相、カタルーニャの正常な姿を取り戻すよう呼びかけ

スペインのカタルーニャ自治州の独立問題をめぐり、州都バルセロナで約７５万人の抗議デモが行われたことを受け、ラホイ首相は１２日、独立宣言から初めて同州を訪問し、カタルーニャが正常な姿を取り戻すことを呼びかけた。ＡＦＰ通信などが伝えた。

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１１日、カタルーニャ自治州独立を支持する約７５万人がバルセロナ市内に集まり、独立宣言に関する罪で拘束された同州政府幹部らの釈放を求めた抗議デモを行なった。これに対し、ラホイ首相はカタルーニャの「サイレント・マジョリティー（物言わぬ多数派）」に統一を支持するよう呼びかけた。

ラホイ首相は「われわれは皆のための、民主的で自由なカタルーニャを取り戻したい」として、「サイレント・マジョリティーが集まり投票すればそれができる」と訴えた。

また、「独立運動はカタルーニャを不安定にさせ、不安を作り出した」と述べ、独立運動を主導してきた前の州政府幹部らを非難した。

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