ジンバブエ首都でデモ行進　大統領邸へ

数日前、軍が反乱と見られる動きを起こしたジンバブエ首都ハラレで１８日、軍を支持するデモ行進が行われ、大統領邸に向かっている。スプートニク特派員が現地から伝える。

スプートニク日本

デモ参加者は現大統領の名をとったムガベ公園に近づき、数分間「ジンバブエ！ジンバブエ！」と叫んだ。その後、装甲車に乗った軍人が参加者にメガフォンで呼びかけた。現場は騒がしく、呼びかけの内容は聞こえなかったが、集会の参加者は大統領邸へと向きを変えた。

大統領邸へ向かう前に参加者らは違う街区に移動し、他のデモグループと合流した。

１５日、軍はハラレの国営放送局と大統領邸を占拠。ムガベ大統領は南アフリカのズマ大統領と電話し、自宅軟禁状態に置かれていると明らかにした。

またムガベ氏の妻で後継者候補のグレース氏が国外に逃亡し、解任された元副首相のエマーソン・ムナンガグワ氏が政府を率いるため帰国したと報じられた。また、与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線」（ＺＡＮＵ－ＰＦ）の全１０地方支部のうち８支部がムガベ氏の辞任を求めた。

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