日本、月周回ステーション計画参加を正式検討へ

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2020年代後半の完成を米主導で構想する、月を周回する新たな宇宙ステーション計画「ディープ・スペース・ゲートウェイ」に、日本も参加を検討するとした工程表改定案を日本政府の宇宙政策委員会が1日、了承した。共同通信が伝えた。

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今月中に閣僚らによる宇宙開発戦略本部で正式決定する。無人の物資補給機などの技術で貢献し、初の日本人宇宙飛行士による月面着陸を目指す。ロシアは9月に米計画への協力を表明しており、11月の日米首脳会談も受けて日本も有人技術など宇宙分野での発言権を維持するために同調した。だが具体的な計画は未定で、巨額の費用をどう負担するかなど課題も多い。

米航空宇宙局(NASA)の計画では、月を回る軌道に飛行士が滞在するステーションを建設し、月面有人探査の拠点とするほか、火星への中継点としても活用する。日本は19年度打ち上げ予定の無人探査機「SLIM」で月面着陸の技術を確立し、ステーションと月面を行き来する離着陸機や、水や空気の浄化装置の開発を狙う。

「ディープ・スペース・ゲートウェイ」計画への日本の参加検討については、先に読売新聞が伝えていた。

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