ホンジュラス大統領選で現職再選発表　開票に３週間

中米ホンジュラス大統領選で混乱が続く中、３週間に及ぶ開票作業を終えた中央選挙管理当局は現職大統領フアン・オルランド・エルナンデス氏の再選を発表した。

スプートニク日本

選挙裁判所はダヴィド・バトソン裁判長の「次期大統領は弁護士フアン・オルランド・エルナンデス氏」という宣言をツイッターで発表した。

裁判長によると、エルナンデス氏の得票率は４２．９５％、野党連合の対立候補サルバドル・ナスララ氏の４１．２４％を上回った。

大統領選は１１月２６日に実施されたものの、野党側の大規模な抗議から数十名の犠牲者を出す大混乱に発展したことで、開票作業が長引いた。政府は夜間の外出禁止令を出し、憲法が保証する国民権利を一時無効化していた。