なぜ米の宇宙空間迎撃はロシアに対し効果薄か、専門家が解説

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戦略・国際研究センターのアナリスト、トマス・ロバーツ氏は、米国の宇宙空間配備型迎撃ミサイルがロシアに対して効果が薄い理由を説明した。

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ロバーツ氏は「悪い考え:宇宙ミサイル迎撃」と題した報告で、2018年度の国防権限法にコメントした。その法によると、米国防総省は飛行中の弾道ミサイルを迎撃可能な宇宙複合施設の開発費を得る。

ロバーツ氏は宇宙配備型のミサイル迎撃システムが、非効率的でぜい弱だと非難。ロバーツ氏が指摘するところ、ミサイル迎撃は発射後2,3分のみ可能だ。これは防衛装置の機能を大きく制限する。第1に、静止軌道に配置された迎撃装置はミサイルを上昇段階で無力化することに間に合わない。第2に、上空2000キロという低軌道にある迎撃装置1基だけでは、ミサイルの破壊には不十分だ。1発の敵ミサイル無効化を保障するには、最大100基の迎撃ミサイルが軌道上に必要となる。

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さらに、ロバーツ氏が強調するところ、敵が迎撃システムを1基でも破壊すれば、システムはぜい弱になる。

ロバーツ氏はまた、現行の配備プランは、迎撃装置を特定のゾーンに「結びつける」よう提案している。これにはGPS衛星群と同様のネットワークを構築する必要があるが、これでもロシアの全領域をカバーすることはできない。

ロバーツ氏は代替案として偵察衛星システムなどの他の方向性を改良することを提案している。

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